台湾映画「KANO」予告編がきょう公開 永瀬正敏、大沢たかおら出演

【芸能スポーツ】 2013/10/29 13:16 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾映画「KANO」予告編がきょう公開  永瀬正敏、大沢たかおら出演

(台北 29日 中央社)台湾で来年上映予定の台湾映画「KANO」の予告編がきょうから動画投稿サイトで公開されている。これに合わせて魏徳聖プロデューサーなど制作陣がセットや役者にまつわる意外な撮影秘話を明かした。

「KANO」は日本統治時代の1931(昭和6)年に夏の甲子園野球大会で準優勝した嘉義農林学校野球部の活躍を描く物語で、永瀬正敏、坂井真紀、伊川東吾らが出演している。撮影に際して1500万元(約5000万円)を投入し当時の甲子園球場を再現したセットが組まれたが、独特の“黒土”を再現するのに難儀した。現場で黒い土を使って各種試験を繰り返すも、強い太陽が照りつけると乾燥して白くなってしまったという。

魏氏は墨汁で黒く染めることも思いついたが、役者が走り、スライディングをすれば瞬く間に元々の土の色が見えてしまい、採用にはいたらなかった。最終的に使われたのは廃タイヤを細かく砕いたもの。色も自然で、選手が動いても砂や石より軽いため、地表に留まり続けたことが決め手となった。

また、予告編には特別出演の大沢たかおも初登場。台湾水利事業の功労者である八田与一を演じてるが、出演は意外なきっかけで決まった。昨年「藁の楯」の撮影のために来台し台湾を気に入った大沢は、ここで作品を残したいと思い立ち、ちょうど撮影準備が行われていた「KANO」に事務所を通じて連絡をしたという。制作側はとても驚いたが、申し出を快諾。馬志翔監督は、大沢が座って思考する姿はまさに八田与一だったと賞賛した。

台湾では来年2月27日からの公開予定。

(写真提供:威視)

(徐卉/編集:齊藤啓介)