現金入りのバッグ、無事発見 日本人客「台湾最高!」

【観光】 2013/06/09 17:17 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
現金入りのバッグ、無事発見  日本人客「台湾最高!」

(台北 9日 中央社)先月下旬に来台した日本のシルバーグループが5万円の現金などが入ったバッグを落としてしまったが、すぐに手元に戻ってきた。落とし主の土橋孝雄さんは帰国後、見事な連携プレーで落し物を届けてくれた台湾鉄道の嘉義駅に宛てて「台湾鉄道は世界最高です」としたためた長いお礼の手紙を送った。嘉義駅の一同は、「当たり前のことをしただけなのにお礼状をもらえるとは」と日本人の礼儀正しさに逆に感激しているという。「自由時報」が8日付けで報じた。

土橋さんらは5月20日、中部の景勝地・阿里山のお膝元の嘉義駅から午後12時24分発の快速列車に乗り南に向かった。車窓からののどかな風景を眺めながら名物の阿里山駅弁を堪能していたそのとき、現金5万円と航空券、宿泊バウチャーなどが入ったミニバッグがないことに気が付いた。

あわてた一行は、台南市内の新営駅で途中下車し駅員に相談。すぐに嘉義駅に問い合わせたところ、中身も全く手付かずのまま嘉義駅で保管されていた。バッグはプラットホームに置かれたままで、駅係員が回収していた。一行はすぐに引き返し落し物を無事受け取り、残りの台湾旅行を最後まで楽しむことができた。

土橋さんは台湾鉄道のスマートな対応に感激、現金がそのまま戻ってきたことにもたいそう驚いたようで、25日に帰国したのち早速、嘉義駅にお礼の手紙を送った。“世界最高”の台湾鉄道と、台湾の人々の親切さに感謝し、美食の国・台湾にぜひまた遊びに行きたいと綴られていた。

バッグを回収した副駅長は、「当日の土橋さんとのやり取りは1分間にも満たず、通常の乗客サービスとして対応しただけ」「日本人は本当に礼儀正しい」と驚き、土橋さんからの手紙を励みにいっそうのサービスにつとめたい、と話している。

(編集:高野華恵)