台湾外交部、釣魚台をめぐる緊張に懸念

【政治】 2013/05/28 18:27文字サイズ:字級縮小字級放大
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台湾外交部、釣魚台をめぐる緊張に懸念

(台北 28日 中央社)外交部は27日、日本の右翼団体が釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)領海に入り、日本と中国大陸の公船が同海域でにらみ合ったことについて、いずれも中華民国の権益を損なうものだとして懸念を示した。

日本からの報道によると、保守系政治団体「頑張れ日本!全国行動委員会」のメンバーなどを乗せた漁船が26日、釣魚台周辺を航行、大陸の海洋監視船も領海に入った。日本の海上保安庁が警告を出し続けたが、大陸船からの応答はなかったという。

外交部は27日夜、釣魚台に対する中華民国の主権を改めて主張した上で、これら各方面の動きはいずれも中華民国の国益を損なうばかりでなく地域の安定と安全に影響を及ぼすものだと批判、それぞれが自制し、「東シナ海平和イニシアチブ」に基き東シナ海の平和と安定につとめるべきだと呼びかけた。

【東シナ海平和イニシアチブ】馬英九総統が2012年8月に提唱した。主権論争の棚上げ、平和的な資源共有、関係各方面による東シナ海行動準則の策定などを謳っている。

(編集:荘麗玲、高野華恵)

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