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カク台北市長、第4原発問題について日豪の代表と意見交換

【政治】 2013/05/04 19:17

(台北 4日 中央社)カク龍斌・台北市長は3日、日本の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所の樽井澄夫代表(=大使)とオーストラリア商工弁事処のケビン・マギー代表の表敬訪問を受け、台湾電力・第4原子力発電所をめぐる諸問題について意見交換を行った。(カク=赤におおざと)

日立など日本企業も関わっている第4原発は1999年、台北から約40キロの距離にある新北市貢寮区で建設が始まったが、住民の反発もあり、いまだ完成していない。政府では今年2月、2年前の福島第1原発事故による脱原発世論の高まりをふまえ、第4原発の建設続行の可否について住民投票にかける方針を固めている。

これについて、カク市長は「住民投票という手段に反対はしない。しかし、この議題が政治問題化する中、国民が第4原発の将来を専門的な角度から理性的に決められるかどうかが心配」と述べ、徹底した情報公開や国際原子力機関(IAEA)への協力要請の必要性を強調した。

これに対し、樽井代表とマギー代表は台湾の原子力政策の行方に関心を示すとともに、第4原発問題が円満に解決できるよう希望した。

(写真=第4原発問題について意見を交わすカク台北市長(右)と交流協会台北事務所の樽井代表(左)。台北市政府提供)

(編集:羅友辰)

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