台湾・馬総統、「資源の共同開発で解決を」=釣魚台問題

【政治】 2013/02/26 16:42 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾・馬総統、「資源の共同開発で解決を」=釣魚台問題

(台北 26日 中央社)馬英九総統は26日、総統府でアーミテージ・元米国務副長官(=写真左)など米シンクタンク「プロジェクト2049研究所」訪台団のメンバーと会見、日本と中国大陸との間で緊張が高まる釣魚台(日本名:尖閣諸島)問題について「資源の共同開発が唯一の解決策だ」と重ねて強調した。

馬総統は昨年8月、「東シナ海平和イニシアチブ」構想を打ち出し、釣魚台に対する中華民国(台湾)の主権を主張した上で関係各方面に主権論争の棚上げや資源の共同開発などを呼びかけている。

また、日本政府が「(釣魚台をめぐる)領土問題は存在しない」との立場を貫いていることについて、馬総統は、台湾が棚上げを主張しているのは「主権ではなく、主権の論争」と指摘するとともに、北海油田や日韓大陸棚協定(1974年)などの例を引き合いに出し、「領土問題の存在を認めると、主権主張に支障をきたすという日本側の考えは大きな誤解だ」と述べた。