止まらない高齢化 台湾の老年化指数、アジアトップクラス

【社会】 2013/01/27 12:40 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
止まらない高齢化  台湾の老年化指数、アジアトップクラス

(台北 27日 中央社)内政部が先ごろ発表した人口報告で、昨年の台湾の老年化指数は前年比7.2ポイント増の76.2に達し、過去最高となったことが分かった。

老年化指数は、非生産年齢(15歳未満)人口100人に対する高齢者(65歳以上)人口比率を表したもので、台湾はこの10年間で32ポイント増加した。

世界最高の日本は、2011年の177から昨年は184.62とさらに上昇。老年化指数の世界平均は30.77、途上国平均では20.69だが、先進諸国では押しなべて高めで、ドイツ161.54、イギリス94.44、フランス89.47、カナダ87.50などと報告されている。アメリカは65で台湾よりも低めだ。

アジア太平洋に目を向けると、オーストラリアの73.68、ニュージーランド70、韓国68.75、中国大陸56.25、シンガポール52.94などで、日本を除くといずれも台湾を下回っている。また、マレーシア(18.52)、フィリピン(11.43)は途上国平均よりも低い値だった。

なお、台湾の老年化指数を自治体別に見ると、ワーストは嘉義県の127.68、続いて澎湖県(113.61)、雲林県(110.10)の順だった。最も数値が低かったのは桃園県で、嘉義県の半分以下となる51.11。以下、新竹市(51.9)、台中市(56.40)と続いた。

地域別では中部が75.28で全国平均に近く、人口最多の北部は69.14と低め。一方、東部は94.18、離島の金門・馬祖は94.45で、過疎地の深刻な高齢化がうかがえる。