台湾の有機茶「ヤマムスメ」、日本でも販売

【観光】 2013/01/11 15:24
台湾の有機茶「ヤマムスメ」、日本でも販売

(新北 11日 中央社)台湾屈指のお茶の産地、新北市・坪林で栽培される有機茶、「台湾藍鵲(ヤマムスメ)茶」が日本でも販路を開くことになった。聯合報が10日付けで伝えた。

包種茶で有名な坪林には900ヘクタール余りの茶畑があるが、うち30ヘクタール余りは有機栽培の茶園となっている。有機茶の推進には、生態系の保全とコミュニティービジネスを結びつけての手法が生かせると、昨年6月、台湾大学と環境保護団体が提携して、坪林産有機茶を鳥の名前、「台湾藍鵲(タイワンアオカササギ)」=ヤマムスメのブランド名でその販促に力を入れ始めた。

台湾大学の張聖琳教授は、世界のお茶の80%はアジア産で、台湾、中国大陸、ベトナム、インドが主な生産地だが、有機茶の栽培地として最も有力なのが台湾であり、新北市の坪林を推進エリアとして選んだと説明した。

台湾大学の紹介を通じて、明治学院大学経済学科の服部圭朗教授は、昨年夏、学生たちを率いて坪林に出向き、環境にやさしい農業の形態について学び、台湾有機茶をめぐる日本でのマーケティング戦略や宣伝手法など、「台湾藍鵲茶」の日本販売計画が展開された。

服部教授は、日本の人々に台湾のヘルシーなお茶を楽しんでもらうだけでなく、地元商店の競争力向上、さらには「日台の絆(きずな)促進」にもつながるとその重要性を強調した。

ヤマムスメ(台湾藍鵲)は台湾固有種で2007年に台湾の国鳥として選ばれている。家族でまとまって過ごし、華やかでにぎやかなところが台湾の人々に似ているとのことで、坪林産有機茶はこの鳥にちなんで「台湾藍鵲茶」と命名された。