漁業者「出漁で釣魚台領有権を主張」 宜蘭県認めず

【観光】 2012/09/18 19:48 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
漁業者「出漁で釣魚台領有権を主張」  宜蘭県認めず

(宜蘭 18日 中央社)宜蘭の漁業者らが22日、中華民国が主権を主張している釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)の付近の海域に出漁、日本に抗議する計画で、県政府に船の燃料代に補助金を出してほしいと希望。これに対して林聡賢・宜蘭県長は18日、県政府は補助金は出せないが、今後の台日漁業交渉でよい結果が得られなければその時に抗議すればよいと述べた。

地元の港町・蘇澳出身の宜蘭県議員によると、南方澳(写真)より60隻近くの漁船が22日一斉に出港、釣魚台付近の海域で漁を行うことを計画しており、これに対して県政府側で500万台湾元(約1340万円)の補助金を出すよう希望しているという。

しかし、林宜蘭県長は今後台日間で行われるはずの漁業交渉の進み具合について関心を払うべきだとし、もし交渉で成果があがらなかった場合に必要があれば抗議すればよく、今中国(大陸)船と競うようにして釣魚台に抗議活動に出向くべきではないと述べた。

林県長はまた、漁業者にとってもし本当に有益なら、県は財政がどんなに苦しくても出費を惜しまないが、抗議のために数百万元の燃料費を使っても何の解決にもならないと述べた。