カップめんの父・安藤百福の娘、台湾で遺産詐欺に

【社会】 2012/06/14 14:18 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
カップめんの父・安藤百福の娘、台湾で遺産詐欺に

(桃園 14日 中央社)日清食品の創業者で「カップヌードルの父」と呼ばれる故・安藤百福氏の娘で台湾に暮らす呉美和さんが、安藤さんから相続した遺産を騙し取られていたことが分かった。

2007年に96歳でこの世を去った安藤(旧姓・呉)百福氏は、日本統治時代の1910年に台湾南部の嘉義で生まれ、その後日本に渡り帰化、1958年には世界初のインスタントラーメンを、1971年には世界初のカップめんを発明した。

呉美和さんは、安藤氏が台湾の女性との間にもうけた子供で、安藤氏は美和さんに1430万円の遺産を残していた。

13日に詐欺罪で桃園地方裁判所から2年6カ月の実刑判決を受けた廖益豊被告(52)は、美和さんの相続話を知り、「日本に詳しい親戚がいる」などと持ちかけ、2008年、相続手続きのため日本に同行。日本語ができない美和さんに「遺産受け取り口座は日本人名義の方がよい」とうそを教え、親戚の口座に振り込まれた遺産全額のうち1200万円をその日のうちに持ち去ったとされる。