越武装船の太平島接近 海巡署「監視体制を強化」

【社会】 2012/04/21 16:34
越武装船の太平島接近  海巡署「監視体制を強化」

(台北 21日 中央社)ベトナムの武装船が先月、台湾が実効支配している太平島(写真)に近づき、行政院海岸巡防署(海巡署)の巡視艇に発砲したと週刊誌『時報週刊』最新号が報じたことについて、海巡署は20日、「監視体制の強化に取り組んでいる」としながらも、事件の詳細については「国の安全保障に関わるもの」として明言を避けた。

『時報週刊』によると、ベトナム武装船は3月22日と26日の2回にわたって、南沙諸島(スプラトリー諸島)最大の島・太平島に接近し、海巡署の巡視艇を挑発、発砲したという。

太平島への接近についてベトナム側が「定例の巡視活動」と弁解したが、外交部は駐越代表処(大使館に相当)を通じ厳重抗議した。

台湾から約1600キロ離れる太平島は終戦後、中華民国の支配下に置かれており、2000年以降は海軍に代わって海巡署が周辺海域の警備を担当している。