震災から1年 あす台湾で一斉に「謝謝台湾」

【政治】 2012/03/10 19:34
震災から1年  あす台湾で一斉に「謝謝台湾」

(台北 10日 中央社)東日本大震災からまる1年となるあす11日、台湾からの支援に感謝を伝えるためのテレビCMが台湾全土で一斉に放送される。交流協会台北事務所(日本大使館に相当)による特別事業で、海外でこうした活動が行われるのは台湾のみ。

今回の震災では、台湾から200億円を超える世界最多の義捐金が寄せられ、その多くは民間からだったという。自発的なチャリティーイベントや支援活動なども熱心に行われた。

交流協会台北事務所では、震災から1年を迎えるのを機に、テレビの特別番組およびCM、新聞広告、映画上映などの方法を通し、台湾への感謝を伝える。

CMは台湾の主要各局で11日から17日まで一斉に流され、震災当日に生まれた赤ちゃんや、中学生、木工職人、漁師など、震災を乗り越えて生きる被災地の人々が、実体験を元に、台湾に感謝のメッセージを伝えている。これらのメッセージは、12日の台湾各紙にも新聞広告として掲載される。

また「民視新聞台」では10日よる9時55分から、1時間の特番を組み、台湾芸術大学の学生が、復興に向かう被災地を記録する姿を紹介、また「中天娯楽台」では11日よる7時から1時間、日台のテレビ局による初の合同製作番組「元気日本、謝謝台湾」を放送する。(いずれも再放送あり)

16日と23日には中正紀念堂(台北市)で、日本の映画「がんばっぺ フラガール! ~フクシマに生きる。彼女たちのいま~」「カルテット」の2本が無料上映される。

日本政府は震災発生から1カ月後、米英仏中韓露の世界7紙に被災支援への感謝広告を掲載したが台湾紙への掲載はなく、これに異を唱えた日本の民間有志が台湾各紙に独自に感謝広告を掲載した経緯がある。

(写真提供:交流協会台北事務所)