「台湾タワー」コンペ優勝の藤本氏、台中市を訪問

【観光】 2011/11/23 18:31 文字サイズ: 字級縮小 字級放大

(台北 23日 中央社)中部・台中市に建設予定の「台湾タワー」国際建築設計コンペで1位に入賞した日本の建築家・藤本壮介氏は、デザインのコンセプトや、今後の建設・利用方式をより理解してもらうため、22日台中市政府・議会を訪問した。

藤本氏は優勝作品「21世紀のオアシス」で大きな話題を呼んだが、イベントを主催した同市都市発展局が提出した予算案を議会に棚上げされているため、関連の建設計画が遅れないよう訪台したという。

自分の作品について藤本氏は、「台湾のガジュマル」と「台湾島の形」からインスピレーションを得ており、ただの「物体」であるこれまでのタワーと違って、「21世紀のオアシス」が強調したのはひとつの「現象」だと語った。

そして低炭素技術とハイテクなどによって「都心部に植えた大きなガジュマル」を作り出し、それを21世紀におけるタワーの新しいモデルにしたいと抱負を語った。

タワーの清掃について藤本氏は、自己浄化機能を有する最先端のナノ塗料を採用するため、関連の作業は約20年に1回で済むと説明した。

スペースの利用では、地下フロアは博物館、2階の一部は商店の展示場、高さ300メートルの空中には2000人が収容できる空中庭園が設けられるとのことで、年間の参観者数は延べ700万人に達すると見込んでいる。

台中市の蕭家淇副市長はタワーの設計に台湾と環境保護の要素が重要視されており、超高層ビル「台北101」をも超えて台湾の代表的なランドマークになるだろうとの見方を示した。